TRUST<信頼>

読書(インプット)後のアウトプット記事です。

2018/11/26 追記
日経プレジデントの記事。
単純に年収とフォロワー数の相関が説明できるとは思いませんが、信頼を測るのにフォロワー数や共通の友だちを確認する場面はよくあります。(自分も周りの方も)
TRUSTに書いてあるとおりだなと感じました。


「信頼とは、期待に対する自信である」ニクラス・ルーマン(社会学者)
このあたりの書籍を参考に理解をすすめてみよう!
ニクラス・ルーマン、『信頼―社会的な複雑性の縮減メカニズム』、勁草書房、1990/12/10

信頼とリスクは兄弟のようなもの。確実なものと不確実なものの隙間を埋める力となる。
不確実な状況(リスクあり)において、信頼がスキマを埋めるという理解。
エフェクチュエーションな行動、実践をイメージ。
「要求の信頼ヒエラルキー」底辺からアイデンティティ->セキュリティ->安全性->親和性->所属

マズローの段階欲求説と似ているけど、「要求の信頼ヒエラルキー」ではアイデンティティがベースにある。
「セキュリティ」と「安全性」の違いを理解できていない!(もう一度読む)

オンライン上の「同類生」(似たもの同士)により、エコー・チェンバーを生み出し、建設的な異論、議論の余地や啓発の余地を狭めてしまうことが簡単になった。
”オンライン上”のネガティブな面ですね。意図的に利用される場面(プロパガンダとか?)もありそうですね。

Twitter利用者の多くは中身を読まずにRTする。Twitterでシェアされたリンクのうち59%は実際には開かれていない。

出典(コロンビア大とフランス国立研究所のコンピュータ・サイエンティストが行った研究)
『Social Clicks: What and Who Gets Read on Twitter?』、2016年

参考記事
『TwitterでシェアされるURLの59%はクリックされない──コロンビア大学とINRIAによる研究』、2016年

ソーシャルグラフ、1929年 カリンティ・フリジェシュ「6次の隔たり」を紹介。フェイスブック上の18億人(2016年)の場合、隔たりの数は3.57人だった。
これはネットワーク研究で証明済み
Facebook公開資料
『Anatomy of Facebook』、2011年、Facebookデータ・チーム

参考記事
『Facebookで「狭くなった」世界を実証』、2011年、Mike Isaac
『「6次の隔たり」はFacebookでは3.5人』、2016年、ASCII.jp

インターネットの感情は伝染するか?という実験(2012年 コーネル大とフェイスブックの研究チーム)でわずかながらその傾向がある
とのことだが、リテラシーの上がった今日でもそうなのか??
エビデンス確認と追跡調査をしたい。

インターネットでベビーシッターを探す。その人が信頼できるか自分が知っている必要がない。他の人達の経験からそれが分かる。信頼のプロセスを加速させている。
これは自分自身でも近しい体験をしていますね。
例えば、初めてお会いした方とFacebookで繋がったときに、共通の友だちを確認すると「あー、そっち系ですね!」みたいな話になったりする。

信頼性の3要素。その人は有能か?その人は頼りがいがあるか? その人は正直か? 

エビデンス未確認です。そのうち調べます。

中国の国民格付制度。
ちょっと恐い、管理社会ですね。
書籍を読みながら簡易バッカス・ナウア式を書いてみました。
インプット=[信用履歴+履行能力+個人的な特徴(携帯電話の番号や住所)+行動と嗜好(買い物の習慣)+人間関係]
※自分ルールで書いています

ボットへの信頼。自動化出来ない人間の信頼が必要。ロボットの信頼性を担保し、ロボットを正しく行動させる責任は人間にある。
自動運転バスの実証実験車にアバターの映像と音声を使って、”信頼関係の無さ”を補完する試みもされていますね。
参考記事
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1148950.html
https://freshlive.tv/uchida-tv/247327

#TRUST #世界最先端の企業はいかに信頼を攻略したか
読了。大体1時間/400ページ

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